・縁起---野崎観音は福聚山慈眼寺といい、曹洞宗のお寺です。1300年ほど前、インド僧が「野崎の地は釈迦が初めて仏法を説いたハラナに良く似ている」と行基菩薩に申されたので、観音様のお姿を彫り、この地に安置されたのが、このお寺の始まりです。
・本堂---堂内正面の本尊十一面観世音菩薩は、白檀の一本彫りで、渦巻く波間に躍動する龍の背に立ち、喜怒哀楽の人生は本面の慈悲相を根本に生きなければならないと教えておられます。
・お染久松の塚---野崎は、お染久松を主題にした近松半ニの浄瑠璃「新版歌祭文」をはじめ、近松門左衛門の「女殺油地獄」、古典落語の「のざきまいり」、近くは、東海林太郎の「野崎小唄」などで良く知られています。
・のざきまいり---元禄時代より当寺に伝わるお祭りで、正しくは無縁経法要といい、有縁無縁のすべてのものに感謝のお経をささげる行事。5月1日〜10日JR野崎駅より、お寺までの参道に露天が並び、イベントもあって全国各地からの参詣者で賑います。